普段よく耳にする「ヒアルロン酸」について詳しくご説明します。
ヒアルロン酸とは、もともと体内にある物質です。私たちの身体では、皮下(皮膚の下)や関節などに多く存在します。
最近のバイオテクノロジーの技術で、人工的に合成が可能となったので、5、6年前までよく使われてきたコラーゲンと比べて、アレルギー反応を起こすことが、非常に稀になりました。牛から抽出したコラーゲンの場合、人の身体に入るとアレルギーが出る可能性が高くなり、その頻度は100人に数人程度でした。しかし、ヒアルロン酸の場合アレルギーの頻度は、非常に少なくなり、1000人に数人と極めて稀です。
万一、アレルギーの症状が生じるとすれば、赤みや腫れ、かゆみなどがありますが、もともと吸収分解されるものなので、時間の経過とともに改善していくものです。
さまざまな合成物質が美容外科の分野では使用されますが、もともと身体に存在するという理由で、ヒアルロン酸は最も安全性が高いものの1つと考えて良いでしょう。ただし、ヒアルロン酸にもやはり短所があり、注入したヒアルロン酸で涙袋が永久に持続されるとは限りません。
ヒアルロン酸は吸収されるまでに、3ヶ月から6ヶ月、また長いもので1年くらいかかります。いずれにしても徐々に吸収されるので、気になった時に、繰り返し注入が必要になってくるでしょう。
吸収されないでずっと残るものをご希望であれば、脂肪注入をおすすめします。
ヒアルロン酸は、いわゆる「プチ整形」で、その日から綺麗で、簡単で費用が安いという長所があります。いろいろなことを総合して判断するのが良いでしょう。

ヒアルロン酸製剤は注入する組織の深さに応じて選択し、ゲル粒子が組織のマトリックス密度に適合していることが大切です。ゲル粒子が小さすぎると、ヒアルロン酸はマトリックスに支持されず組織内に留まることができません。一方、ゲル粒子が大きすぎると、不均一な仕上がりになったり、組織障害を招く恐れがあります。
効果の持続は、さまざまな薬剤がありその特長や注入部位によって異なりますが、一般的には6~12ヶ月ぐらいで、粒子の大きいものは1~2年となっています。
<ヒアルロン酸一覧表>
ジュビダームJuederm 18 ・ 24 ・ 30 ・ 24HV (フランス製)
アクアミッド Aqua Mid (スイス製)
バーレイン Perlane (スウェーデン製)
レスチレン Restylane (スウェーデン製)
ファインライン Fine Lines (スウェーデン製)
ロフェラン Rofilan (オランダ製)
レビダーム Reviderm (オランダ製)
アーエコール Artecoll (オランダ製)